15Dec
月経研究会の年次学術発表会が2016年11月6日、東京慈恵会医科大学西新橋校・大学管理棟5階看護学専攻修士課程講義室で開催され、発表と討議が行われました。
月経研究連絡協議会の流れを組む同研究会。月経研究を幅広く多角的なスタッフで行ってきた貴重な団体で、女性の意思と生活スタイルを尊重する立場から、数多くの研究成果と提言を行ってきました。
今回の学術発表は、
大川洋子(福井県立大学・教授)「ホルモン動態と愁訴」
北沢真澄(キューオーエル株式会社・代表取締役)「50年前と現代の月経周期日数の比較」
堀川祐里(中央大学大学院経済学研究科・博士課程)「戦時期における女性労働者と健康―戦前の松本清一先生のご足跡をたどりながら―」
の3発表が行われました。
同会の学術発表会は、今回が最後で、今後は現在までの研究成果と活動の内容を生かした新たなスキームによるバーチャル研究学会となる方回とのことです。