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月経研究会

PMSメモリーの記入方法

PMSメモリーの具体的な記入方法を次に述べます。

PMSメモリー(初版)では症状を各自で記入する形式でした(図1)。使用者達の「症状が印刷されていたら良いのに」とのご要望に応えて「新版 PMSメモリー」では研究で明らかになった日本人の主症状が印刷されています(図2)。

①日付欄には、何月何日かを記入します
②月経周期の欄には、月経の初日を1として、そこから何日目かを数えて記入します。
③月経日には、経血量の欄に、出血の量を3段階で記入します。
④体重はできるだけ毎日同じ時間に測って、自分の決めた基準体重からプラスマイナス何 キログラムの増減かを、体重欄に記入します。
⑤記録欄の17の症状リストの中で、自分に当てはまる症状について、当てはまるものを 選んで該当欄に記入しましょう。記載されていない症状は、付け加えましょう。
その他の症状例:おりものが増える、乳房の痛み、肩こり、便秘、下痢、疲れやすい、物事が面倒くさい、むくみ、下腹部の張り、肌荒れ、攻撃的、など
⑥各症状の程度について、就寝前に3段階で評価します。
[1] 少しあるが日常生活には影響なし
[2] 日常生活に影響する程度にある
[3] はげしい
⑦毎朝起床前に基礎体温を計ります。基礎体温計を使用して測定し、メモリーの欄に赤ペ ンなどで数値を記入します。
⑧体温が測れなかった日は、空欄にしておきましょう
⑨薬を飲んだときは、薬の名前、量、回数を記入しましょう。
⑩出来事欄に、その日気がついたことを何でも自由に記入しましょう。

 

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文献

松本清一・川瀬良美 2005 新版・PMSメモリー 社団法人日本家族計画協会

 

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